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更新日:2026.06.25
住まいづくりコラム
【外観特集】永森建設の家、印象別に楽しむ施工事例12選
家に帰ってきた時、誰かが家を訪れた時、最初に目に入る“外観”。家は何十年もの間、まちの風景としてそこに佇むことになります。高さと間口の比率、外壁に使う素材や色、屋根の形、窓の取り方――それらの組み合わせ次第で、外観が見る人に与える印象は大きく変わるもの。何十年という年月を住まい、深く愛せる一棟とは、流行ではなく時を味方につける佇まいのこと。
これまで永森建設が手がけてきた住まいの中から、印象の異なる外観をいくつか紹介します。あなたの好みに合う一棟があれば、ぜひ教えてください。
目次
外観で家の印象が決まる?――4つの設計軸
外観の印象を左右する要素は、大きく4つ。建物全体のシルエットを決める「屋根の形と外観形状」、肌触りや風合いを決める「外壁素材」、住まいの個性を表す「色のトーン」、そして光と影をつくる「窓と軒」。この4軸を意識することで、印象的な外観に仕上がります。
外観形状とプロポーション
まず効いてくるのが、高さとファサードの比率。縦長か横長か、軒の出の長さや窓の配置で全体の印象が大きく変わります。住宅デザインでは古くから黄金比(1:1.618)など縦横の比率を意識すると、安定感や美しさが生まれるとされてきました。横に伸びる平屋は落ち着きと水平の安定感を、縦に伸びる2階建ては凛とした佇まいを生み出します。正面・道路側のファサードでは、窓の高さや大きさをそろえると統一感が出やすくなります。
そして、屋根の形も印象を決める要。シンプルで親しみやすい三角屋根の切妻、モダンでスタイリッシュな一枚屋根の片流れ、重厚感と安定感のある四方流れの寄棟があり、平屋には水平に伸びる寄棟・片流れが好相性です。
外壁の素材
外壁の素材は、外観の質感そのものの決め手。和にも洋にも合う塗り壁、木の温もりが映える板張り、高級感と耐久性に優れメンテナンスフリーに近いタイル、デザインバリエーション豊富で工期・コストを抑えやすいサイディング。
永森建設で標準仕様の『そとん壁』は、南九州のシラス(火山噴出物)を主原料にした100%自然素材の塗り壁材で、完全防水・高耐久性。退色や劣化がほぼなく、塗り替え・張り替えのメンテナンスがほぼ不要です。調湿性・断熱性にも優れ、雨や雪が多く湿気の強い福井の気候に適しています。独特の風合いと質感で経年でも美しさが保たれ、常設展示場『里音-RION-』の外壁にも採用されており、実物を体感できます。
色のトーン
色のトーンは、街並みへの馴染みに影響します。明るく馴染むホワイト系、温かみと落ち着きをもたらすベージュ系、シャープで現代的なブラック・グレー系。
福井のように山や田畑など自然が身近にある街並みでは、原色や派手な色は浮きやすく、周囲の景観を邪魔しない落ち着いた色合いが好まれます。自然色は飽きが来にくく、長く愛着を持って暮らせる点もメリット。
窓と軒の取り方
最後の軸が、窓と軒の取り方。窓の位置と大きさで、住まいの表情が決まります。さらに、軒の深さによって生まれる陰影も、外観の印象を豊かにする大切な要素。日射コントロールも兼ねた設計が機能性を高めるとともに、外観に立体感と変化を与えてくれます。
【ナチュラル】木と緑が映える、温かみのある外観
自然素材の風合いを活かした、暮らしの温度が伝わる外観。福井の四季と寄り添うような、優しい佇まいが特徴です。
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実例① 木漏れ日が溢れる、緑豊かな薪ストーブのある住まい
ベージュの塗り壁に瓦の切妻屋根、木の軒天を組み合わせた住まい。雑木の植栽と合わせることで、和の空気感をまとっています。

薪ストーブの煙突が外観のアクセントに。季節が巡るごとに表情を変える雑木は、年月とともに外観の一部として育っていく“生きた素材”。木漏れ日が外壁にゆらめき、夕暮れには窓からこぼれる灯りが庭木を照らす――そんな日々の小さな風景までデザインに織り込まれた、暮らしの温度が伝わる一棟です。なお、この事例の正面写真では煙突が見えていませんが、煙突をどう見せるかでも印象は変わります。
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実例② たくさんのわくわくを詰め込んだ、子育て世代の住まい
一階は板張り、二階は塗り壁の組み合わせで、街並みにやわらかく溶け込む外観。玄関までのアプローチは石畳で、上質な雰囲気を演出しています。

親世帯は桧、子世帯は杉と、世代ごとに素材を使い分けることで、自然素材の表情が際立ちます。二世帯それぞれの個性を素材で語り分けながら、ひとつ屋根の下で調和させる――そんな設計の妙が、外観にも静かに表れた住まい。子どもの成長とともに木の色合いが深まり、家族の歴史がそのまま佇まいに刻まれていきます。
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実例③ 快適・楽しく・贅沢に暮らす平屋の住まい
低く水平に広がる寄棟屋根が印象的な平屋。白い塗り壁と均等に張り出した軒が、平屋ならではの落ち着きと品格を引き立てます。

深く張り出した軒は、夏の強い日射をやわらげ、雨や雪から外壁を守る機能美も兼ね備えています。朝夕で表情を変える光と影が白い壁に映り込み、シンプルでありながら見飽きることのない佇まいに。住むほどに“ちょうどよさ”が深まる、福井の暮らしに寄り添う平屋です。
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実例④ 休日、家で過ごす時間が一番楽しいと感じられる住まい
ベージュの塗り壁に黒瓦、木の軒天と柱を合わせた外観。切妻の重なりが堂々とした佇まいを生み出します。

複数の切妻が織りなす陰影は、見る角度によって表情を変え、平屋でも単調にならない奥行きを演出。土間に積まれた薪が和の表情をいっそう引き立て、軒下にのぞく木の温もりが、休日の過ごし方そのものを物語ります。「出かけるより、家にいたい」と思える――そんな休日の居場所としての豊かさが、外観からにじみ出ています。
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【モダン】端正な直線美、現代的なシルエット
シャープなライン、抑えた色使い、削ぎ落とされた装飾。都市的でクールな佇まいを目指したい方に向くスタイルです。
実例⑤ 明月のように澄みきった美しい住まい
白い塗り壁に木の軒天を合わせ、片流れ屋根の2棟が向き合うような構成。傾斜の向きが絶妙なリズムを生み出し、シンプルな外観に静かな動きを添えています。

2つの片流れが呼応するシルエットは、見る場所によって表情が移ろい、無駄を削ぎ落としたなかに豊かな表情をたたえます。白い壁が空の青や夕焼けの色を受けとめ、時間とともに表情を変える――その名の通り、澄みきった明月のような清らかさをまとった、端正な一棟です。
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実例⑥ 家族との時間、一人の時間を愉しむ平屋の住まい
グレーのタイル調外壁に、ダークブラウンの縦張り材を重ねた外観。水平ラインを強調したクールな佇まいで、すっきりとした潔いシルエットが際立ちます。

異なる質感の2素材を組み合わせることで、シンプルななかにも奥行きと陰影が生まれています。タイル調の外壁は経年劣化に強く、長く美しさを保てるのも魅力。直線で構成された外観は、まわりの喧騒から一歩引いたような静けさをまとい、家族の時間も一人の時間も静かに包み込みます。
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実例⑦ オープンガレージのある平屋の住まい
角地を活かした平屋とオープンガレージの構成。ガレージが外観の一部として一体化し、シャープで高級感のあるファサードに仕上がっています。

北側の庭に向かって開けたLDKと勾配天井で、内外ともに広がりを感じさせます。愛車が外観の一部として映えるオープンガレージは、車好きにとって日々の眺めそのものが愉しみに。角地ならではの2面のファサードがそれぞれ表情を持ち、街角に凛とした存在感を放ちます。暮らしの趣味と建築美が溶け合った、大人のための平屋です。
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実例⑧ 落ち着いた空間、「ほっと」過ごせる住まい
そとん壁とガルバリウム鋼板の2素材を組み合わせた、凛とした外観。直線的でシンプルなフォルムに、素材のコントラストで奥行きを演出しています。

カフェのようにくつろげる、上質で落ち着いた佇まいです。自然素材のそとん壁が放つやわらかな質感と、ガルバリウムのシャープな金属感――対照的な2つが響き合い、緊張感のなかにも温もりを感じさせます。シンプルだからこそ素材の良さが際立ち、年月を経るほどに味わいを増す。帰るたびに「ほっと」できる、心の拠り所のような住まいです。
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【和モダン】凛とした静けさ、日本の伝統と現代の融合
格子・障子・木の柔らかさ。日本の伝統美に現代的なシンプルさを重ねた、長く愛せるスタイルです。
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実例⑨ 旧家を建て替え、モダンと和風を合わせた二世帯の家
黒系の外壁に格子をあしらった、和の表情をもつ住まい。寄棟と切妻を組み合わせ、二世帯らしい奥行きを生み出しています。既存の庭木との調和も見どころ。

代々受け継がれてきた土地の記憶を残しながら、現代の暮らしやすさを重ねた建て替えの好例。深い軒と格子が落とす陰影が、和の凛とした静けさを際立たせます。古くからの庭木が新しい外観を引き立て、世代を越えて住み継ぐ家ならではの風格と安心感が、佇まい全体からにじみ出ています。
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実例⑩ ビルトインガレージのある平屋の住まい
和の風合い豊かな格子のあるファサードが目を引く平屋。大きな寄棟屋根が水平に広がり、堂々とした佇まいに。どの角度から見ても、軒の深さが感じられます。

木格子は視線をやわらかく遮りながら光と風を通し、プライバシーと開放感を両立。ビルトインガレージが大きな屋根の下に一体的に収まることで、雨や雪の日も濡れずに乗り降りでき、福井の気候にうれしい実用性も備えます。重厚さと繊細さが同居した、和モダンの完成形ともいえる一棟です。
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実例⑪ 外にいるかのような居心地のいい住まい
屋根を低く抑えたスタイリッシュな外観。格子と白のそとん壁を融合させ、和モダンを実現。「飽きのこない、愛着が持てる」面格子のファサードが魅力です。

低く構えた屋根は周囲の景観に圧迫感を与えず、街並みにそっと溶け込みます。白いそとん壁に木の格子が映え、時間や季節とともに表情を変える光が、外観に静かな奥行きを添えます。流行に左右されない端正なデザインは、年を重ねるほどに愛着が深まる――まさに永く愛せる住まいを体現しました。
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実例⑫ 四季の移ろいを愉しみながら暮らす平屋
低く伸びる平屋の屋根が、水平の安定感を生む一棟。大きな開口から庭園の緑を取り込み、四季の景色がそのまま外観の一部に。

坪庭と和室、露天風呂など、和の趣を現代の暮らしに馴染ませた、重厚感のあるファサード。春の芽吹き、夏の濃い緑、秋の紅葉、冬の雪化粧――移ろう庭の景色が、住まいの表情を一年中変えていきます。内と外の境界をやわらかくつなぐ設計により、室内にいながら自然の気配を感じられる贅沢。日本の暮らしの美意識を、現代の住まいに昇華させた平屋です。
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永森建設の外観づくりで大切にしていること
永森建設の外観は、デザインのトレンドだけで決めません。福井の気候、敷地の周辺環境、住む人の暮らし方――それぞれの条件と向き合いながら、長く愛される佇まいを設計しています。
福井の気候に応える設計
多雪・高湿の福井では、屋根勾配と軒の深さが特に重要。外壁素材は、紫外線・雨・雪に長く耐えるものを選定しています。その代表格が、そとん壁。
通気・換気を考慮した断面設計で、外観の美しさと住宅性能を両立。冬の積雪に備えた落雪計画や、湿気をためこまない調湿性の高い素材選びは、見た目の美しさを長く保つための土台でもあります。気候と正面から向き合うことが、結果として時を経ても色あせない外観につながる――それが福井で家を建て続けてきた永森建設の実感です。
街並みと調和する佇まい
敷地の前後左右、近隣との関係を踏まえた配置計画も欠かせません。旗竿地や狭小地でも、開放感と個性を両立する工夫を重ねています。経年で味わいが増す素材選びは、その家だけでなく地域の景色そのものを育てていきます。一棟の家は、完成した瞬間からまちの風景の一部になるもの。だからこそ、まわりの家並みや自然の眺めとの“つながり”を読み解き、突出しすぎず埋もれもしない、ちょうどよい存在感を探ります。住む人だけでなく、まちを歩く人の心にもそっと残る佇まいを目指しています。
住む人の暮らし方を映す
開放的に暮らしたいか、プライバシーを重視したいか。駐車・自転車・庭・洗濯物干しなどの動線。そして将来の家族構成の変化まで――住む人の暮らし方を映すことが、永森建設の外観づくりの根っこにあります。外観は単なる“見た目”ではなく、毎日の暮らしの機能が外ににじみ出たもの。家族が増えても減っても心地よく住み続けられるよう、いまの暮らしと未来の変化の両方を見据えて設計します。住む人の人生に寄り添い、年月とともに育っていく――そんな外観こそ、永く愛せる家の条件だと考えています。
まとめ
外観は、家の“顔”であると同時に、暮らしを守る“性能の表層”でもあります。ナチュラル・モダン・和モダン――印象の異なる外観も、共通するのは「長く愛される設計」。屋根・外壁・色・窓と軒、4つの設計軸を組み合わせて、自分たちの“好き”を形にしていきます。福井の気候、街並み、暮らし方を踏まえた設計が、外観を時を経るほど美しくしてくれるはず。永森建設のモデルハウス・完成見学会では、写真では伝わらない素材の質感や軒の陰影を、実際にご体感いただけます。気になる外観があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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