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2021.04.05

プロフェッショナルのひとり言住まいづくりコラム

アフターメンテンスについて

こんにちは、永森建設です。

今回は、住まいのメンテナンスについてお話しします。

 

家づくりのための資金計画、皆さんは「メンテナンス費用」について考えていますか?

以外と見落としがちな費用で、その金額は、30年間で1千万円ともいわれています。

 

特に注意していただきたいのが外装材のメンテナンスです。

外壁材としてよく使われるのが「サイディング」です。

窯業系サイディングは7~8年ごとに塗り替えしなければなりません。それでも、寿命は40年程度。
金属系サイディングは比較的耐久性が高く、小まめな水洗いで劣化を防止できます。ただし、防水のシーリング部分はどうしても傷みますから、定期的な点検と打ち替えが必要です。

 

また、屋根材についても同じです。

費用が比較的安く施工も簡単なスレートは20年前後で葺き替えが必要になります。スレート屋根は風雨にさらされることで表面が傷みやすくなり、劣化した状態で放置しておくと、雨漏りや腐食の原因にもなります。

 

 

永森建設では、外壁には耐久性が高いそとん壁ガルバリウム鋼板を使用、屋根材にはガルバリウム鋼板を使用しています。

(そとん壁のことはこちらの記事で説明しています→「永森建設がそとん壁を使う理由」https://www.eshin-group.co.jp/blog/p3628/

 

 

覚えておいていただきたいのは、安価な材料ほどメンテナンス費用は高くなるということ。

 

私たち永森建設は、「建てる時は安いけど、あとからお金のかかる家」は建てません。建築時のイニシャルコストが多少かかっても、メンテナンスコストが安い方が結果的にお客様のためになると考えているからです。

メンテナンスコストがかかる家はお金の問題だけではなく、性能や居心地も持続させることが難しくなります。

 

注文住宅をご検討の際には、目先の工事費だけでなく、将来のメンテナンスのことも視野に入れた提案をしてもらうことをおすすめします。

家は建てて終わりではないですから。

2021.04.05

プロフェッショナルのひとり言住まいづくりコラム

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