こんにちは、永森建設です。

庭やベランダに洗濯物が干してある光景、あまり見なくなりましたね。

花粉や黄砂の影響、くわえて福井県の場合は冬の気候や共働き家庭が多いこともあり、最近ではシーズンを問わず洗濯物を部屋干しする人が増えているようです。

そんな背景もあり、昨今では脱衣室の隣にランドリールームを設けたプランが、もはや標準的となっています。

洗濯したものをその場で干すことができ、しかも取り込む手間がかからない。この便利さを知ってしまったら、もう元の生活には戻れませんよね。

ただし、洗濯物が乾くまでに時間がかかると、雑菌が繁殖して不快な生乾き臭が発生するため、注意が必要です。

洗濯物を効率よく乾かすために大切なのは、日当たりよりも風通し。
洗濯物の間隔をしっかりとって、少し窓を開けて風通しをよくしておけば、天候の悪い日でも洗濯物は意外としっかり乾いてくれるもの。

除湿器やサーキュレーターを併用してもよいのですが、電気代の高騰が著しい昨今、できるだけ自然の風を利用したいところです。

その点、梅雨どきであっても、軒や庇があれば少しくらい窓を開けても雨が吹き込むことはありませんのでご安心ください。

また、これから夏に向かい気温が上がると、部屋干しでも洗濯物が乾きやすくなると思われがちですが、福井の夏は他県に比べて湿気が多いので、洗濯物を室内に干すことでさらに湿度が上がり、カビやダニが発生しやすい環境ができてしまいます。

そんなときは、窓を開けてサッと風を通すことで空気を素早く循環させてあげましょう。
湿気対策としても、在宅中はできるだけランドリールームの窓を開けておくことをおすすめします。

ランドリールームをご計画の際には、洗濯物がぎゅうぎゅう詰めにならない十分な広さと、風通しに配慮したレイアウトを。

紫外線には殺菌効果があるので、天気のよい日には外へ洗濯物を出せるような動線もあるといいですね。