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2021.06.11

プロフェッショナルのひとり言住まいづくりコラム

”リフォーム”か”建替え”か

こんにちは、永森建設です。

 

今回は「リフォームか建替えか」というテーマでお話ししたいと思います。

家づくりの計画において、今住んでいる家をリフォームするか、建替えるか迷われる方は一定数いらっしゃると思います。

 

迷ったときに参考にしていただきたいのは、以下の3つの基準です。

 

①希少性…リフォームをして残すだけの価値があるか。

②資金…いくらまでの資金のご用意が可能か

③夢…どんな暮らしがしたいか

 

ではひとつずつ確認していきましょう

 

①希少性

まず、希少性に関して。

例えばリフォームをしようと計画しても、既存の建物に使われている木材が白アリの被害などで激しく傷んでいたら、あちこち補強をする必要が出てきます。 傷み具合によっては、次の代に残すことが困難な場合があります。

逆に、今ではなかなか手に入らないような立派な木材を使っているお住まいで、材木も傷んでいなければ、リフォームして残す価値大です。

 

また、たとえ大規模な補強が必要でも、お客様にとって思い入れのある建物であるならば

リフォームの方がいい場合もあります。既存の木材を建築資材として活用したり、テーブルや家具として新しく姿を変えて利用したり、建替えでも思い入れを残すことは可能です。

希少性に関してはご自身での判断が難しい場合もありますので、お気軽にご相談ください。

 

②資金

一般的には、建て替えのほうがお金がかかることが多いですが、計画によってはリフォームでも大きなお金がかかる場合もあります。

 

資金に関しては先月のブログにも解説しましたので是非ご覧ください。

リンク

 

③夢

最後に新しい住まいでどんな暮らしがしたいかの「夢」についてです。

家づくりにする際は「あんな家にしたい」「こんな暮らしがしたい」という夢が必ず膨らむと思います。リフォームでも既存の建物の間取りを変えたりすることは充分に可能ですが、建て替えに比べるとある程度の制約はあります。

新しい生活で叶えたい夢がリフォームで叶うのか建て替えでなければならないのか。

間取りのご要望だけでなく、「夏涼しく冬あったかい家にしたい」

「地震に強い家にしたい」などの夢もございます。

それらが建て替えとリフォームのどちらの方が叶えやすいか、見極める必要があります。

 

上記の3点のポイントを確認し、総合的に判断する必要があります。

家づくりは大きな買い物ですので、ご自身にとって、ご家族にとって最適な答えを導き出すために、まずは一度ご相談いただければと思います。

2021.06.11

プロフェッショナルのひとり言住まいづくりコラム

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