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2022.02.04

スタッフブログ住まいづくりコラム

平屋のメリット⑵~家族の距離~

こんにちは、永森建設です。

 

2階建ての家ではLDKや水まわりが1階に、子ども部屋や寝室といったプライベートルームが2階にある間取りが一般的です。

20年ほど前から増えてきたリビング階段は、子どもが外出するときと帰ってきたときに必ずリビングを通るというので、親子のコミュニケーションが取りやすくなると人気に火がつきました。

 

そんなリビング階段よりも、さらに家族の距離が近くなるのが平屋の家。

プライベートルームがLDKと同じフロアにあることで、「どこへ行くにも家族の顔が見える」「どこにいても家族の気配を感じられる」点がメリットです。

とくに小さなお子さまのいるご家庭では、どこにいても目が届く距離感というのは安心ですね。

思春期の子どもたちにとっても、家族の存在をわずらわしく感じることがある反面、その存在を身近に感じられる安心感というのはきっとあるはずです。

問題点として、平屋の家は家族の距離が近い分、家庭内でのプライバシー意識が希薄になりがちなことも。

 

子どもの行動がすべて筒抜けでも許されるのは、小学校低学年くらいまでではないでしょうか。ある程度の年齢になれば、親には知られたくないことや、ひとりで静かに過ごしたい時間というのも必ず出てきます。

それもひとつの成長過程だと思って、子どもの気持ちを尊重し、寄り添ってあげることも大切ですね。

プランニングの際には、子ども部屋と寝室は少し離して配置する、LDKから子ども部屋が丸見えにならないよう視線をさえぎる工夫をするなど、プライバシーへの配慮も忘れずに。ほどよい距離感の、心地よい間取りをご検討ください。

2022.02.04

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