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2025.08.05

住まいづくりコラム

ペットと暮らすなら、やっぱり注文住宅【猫の場合】

こんにちは、永森建設です。

猫との暮らしは、家族にとっても心がなごむ毎日。注文住宅の計画時には、猫の習性を理解し、その行動や気持ちに寄り添って設計してあげることで、猫にも人にも居心地のよい住まいになります。

猫の習性を理解する

猫は高い場所を好む

野生の本能から、猫は上下運動を繰り返すことで健康を保ち、ストレスを解消しています。そのため、家の中だけで生活していると、高い家具や冷蔵庫、カーテンレール、神棚などの上に上がってしまうことも――。
上下運動の欲求を満たすためには、キャットウォークを設けるのが効果的です。壁面を利用して棚やステップを造作すれば、安全に移動できる猫専用の動線に。

猫はどこでも爪を研ぐ

爪研ぎも猫の重要な習性のひとつ。放っておくと柱も壁もボロボロになってしまうので、柱の一部に麻縄を巻いておくのがおすすめ。猫ちゃんも喜んで、麻縄を巻いた柱で爪を研いでくれるはずです。
また、爪を研がなかったとしても走り回る際に床に爪痕が残ることもあります。畳表は、い草よりも和紙の方が毛羽立ちにくいようですよ。

猫は引き戸もドアも開ける

好奇心旺盛な猫は、引き戸やドアを自分で開けて、どこへでも行こうとします。だから、夏も冬も家じゅう開けっ放し。うっかりすると、収納や押し入れに入り込んで閉じ込められてしまうリスクもあります。
そんなことにならないよう、建具の下部にペット専用の小さな開口を設けておけば、部屋のドアを閉めたままでも猫の動線を妨げません。入られたくない部屋には、内側と外側の両方にカギをつけておきましょう。

猫には静かな場所が必要

猫には、静かな場所で過ごす時間も必要です。収納の下部、キャットウォークの端っこなどに、猫専用のこもりスペースをつくってあげましょう。窓辺で過ごすのを好む猫も多いので、直射日光や外部からの視線が入りにくい小窓を設けてあげると、家猫たちのストレス発散に。

トイレや食事の場所も、人の動線と重ならない落ち着いた空間を用意してあげましょう。多頭飼いだと、トイレだけでも場所をとるものです。

注文住宅だからできる猫への配慮

猫の暮らしやすさは、家族の暮らしやすさと重なる部分もたくさんあります。
猫の習性を理解して、自然に受け入れられる住まいをつくることが、長く心地よく暮らすための第一歩。愛猫と共に過ごす理想の住まいで、家族みんなの幸せな時間を育んでいきましょう。

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2025.08.05

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