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2025.11.14

住まいづくりコラム

福井で「患者さんにやさしい」クリニックを建設するなら

ナチュラルで清潔感ある内装のクリニック診療室

福井でクリニック建設を検討される際、最も大切にしたいのは”患者さんが安心して通える空間”をつくることです。冷たく無機質な病院ではなく、ホッと安心できる場所。それが、患者さんに愛され続けるクリニックの第一歩です。

患者さんの安心感を高めるクリニック設計

体調が優れないとき、どこか心細い気持ちでクリニックの扉を開く患者さんたち。そんな方々を迎える空間づくりには、いくつかのコツがあります。

視線に配慮した受付まわりと、落ち着く待合室

受付まわりでは、ちょっとした配慮が大きな安心感に。プライバシーを守りながらも、スタッフとの適度な距離感を保てるカウンターの高さと配置。車椅子の方や小さなお子さんとも、自然に対話できる工夫。

アースカラーで優しげな雰囲気に仕上げたクリニック受付

待合室では、他の患者さんとの視線が交わりすぎない座席配置にすることで、リラックスして過ごしていただけます。
さらに、木質系の内装で温かみのある雰囲気を。木の香りや手触りが、患者さんの緊張をそっとほぐしてくれます。

できるだけ動線を短くした診察・処置室の配置

足腰の弱い方や苦痛を抱えた患者さんにとって、院内での移動は想像以上の負担になります。だから、診察室や処置室への動線はできるだけ短く。「あと少し歩けば診察室」という距離感が、患者さんの安心につながります。

ナチュラルで清潔感ある内装のクリニック診療室

同時に、プライバシーへの配慮も欠かせません。診察室から漏れる会話が待合室に聞こえないよう、遮音設計にも細やかな気配りを。患者さんが心を開いて相談できる環境を、空間づくりから支えていくことが大切です。

スタッフが働きやすい動線と空間設計

質の高い医療サービスを提供するには、スタッフの皆さんが心地よく働ける環境があってこそ。動線設計ひとつで、診療効率は大きく変わります。
診察室から処置室、そして準備室を効率よく結ぶスタッフ動線。薬剤準備から診察、処置まで、一連の流れがスムーズに行える配置を心がけることが大切です。
そして、長時間を過ごす事務室や、ほっと一息つく休憩室。これらの環境も、患者さんへのサービス向上につながっていきます。

限られた敷地でも、アイデア次第で驚くほど機能的な空間が生まれます。収納の工夫や多目的空間の設計、可変性のある間仕切りなど、小さな工夫の積み重ねで大きな使いやすさを。

福井の地域性に応じたクリニック建設

板張りのクリニック外観、入り口はスロープ

雪深い冬と湿度の高い夏。福井で暮らす私たちだからこそ、この土地ならではの気候条件を理解し、設計することができます。
雪の朝でも安心して来院できる屋外動線の配慮と、外の寒さを忘れるような断熱性能。特に高齢の患者さんにとって、温度差による体調への影響は深刻な問題です。

また、地域の健康を支え続けるクリニックとして、患者さんと長くお付き合いするための耐久性とメンテナンス性も、大切な要素。福井の気候に適した防湿・防カビ対策や、メンテナンスしやすい素材選びで、長期的な運営コストを抑制しましょう。

福井でクリニック建設する際の注意点

新たに開業する場合も移転する場合も、立地選定が経営の成否を左右します。この地域にはどんな年代の方が多く住んでいるのか、公共交通機関でのアクセスはどうか、近隣にはどのような医療機関があるのか。
用途地域や建築基準法など医療施設ならではの法規制や、バリアフリー法など一般建築物とは異なる規制への対応にも、慎重な検討が必要です。
開業後の運営を見据えた資金計画とスケジュール管理で、無理のない計画を。

永森建設では、住宅だけでなく医療施設の設計・施工にも対応しています。

こべ歯科医院の外観全体像

» クリニック事例|こべ歯科医院

福井で地域に愛されるクリニックを建てるのなら、福井の気候風土に調和し、地域の皆さんに親しまれるデザインであることが大切です。
“患者さんがホッとできる”クリニック建設を、福井に根差した永森建設に、ぜひお任せください。

» 永森建設の事業用建築について

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2025.11.14

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