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2025.11.02

住まいづくりコラム

福井県の新築一戸建て、人気の間取りと価格相場は?

ファミリークローゼットからリネンを持って出てくる女性

福井県で新築一戸建てを建てるなら、まず知っておきたいのが価格相場と人気の間取りです。建設費の相場は全国平均よりもやや安く、土地代も比較的リーズナブルな福井県。共働き率全国1位、豪雪地域という背景から、家事効率を重視した動線設計や雪国ならではの設計も欠かせません。

福井県で新築一戸建て、費用の相場は?

家の型を持つ手と、¥の型を持つ手

福井県で新築一戸建てを検討する際、まず気になるのは費用の相場。2024年の着工統計によると、工事費は1戸あたり2,960万円(床面積が1戸あたり約36坪なので、坪単価に換算すると約82万円)。ただし、これはあくまでも予定額なので、最終的にはもっと増える可能性があること、建物本体以外の付帯工事や諸費用もかかることを念頭に置いておく必要があります。
工務店・ハウスメーカー・設計事務所など依頼先によっても費用相場は変わってくるので、それぞれの特徴や価格帯を比較検討し、予算に合った依頼先を見つけましょう。

また、総予算からきちんと資金計画を立てて、土地代のボリュームが大きくなりすぎないようバランスを考えることも大切。諸費用は総額の6~10%程度を見込んでおくと安心です。

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福井の新築住宅で人気の間取りとは?

共働き率が全国1位の福井県では、共働き世帯を意識した『家事ラク動線』が人気を集めています。

効率的な家事動線

たとえば、間取りに回遊性を取り入れる、家事室やファミリークローゼットを取り入れるなど。脱衣室と室内物干し場、ファミリークローゼットを隣接させれば、洗濯から収納まで一連の作業を効率的に行えます。
今はランドリールームと呼ばれることが多い家事室は、洗濯物を干すだけでなく、畳んだり、アイロンがけをしたりと、オールマイティーに使えます。

関連記事:暮らしの快適さ2倍以上?!主婦目線の間取りで家事楽を叶えよう!

開放的な空間構成

吹き抜けや大開口を取り入れた空間も、福井の新築住宅では人気のデザインのひとつ。
大開口とつながる軒下空間は、福井ならではの広い敷地を活かした庭との一体感を演出できます。四季を通じて自然を感じられ、雨の日でも屋外の空気を感じながら過ごすことができる。
さらに、福井の景観を活かした借景の考え方を取り入れることで、遠くの山並みや田園風景を窓越しに眺められる、贅沢な住環境を実現できます。

雪国・福井ならではの設計ポイント

雪の中を走る福井の鉄道

福井県は県全域が豪雪地帯に指定されており、地域の気候風土を考えた設計が必須です。
軒先から敷地境界までの距離、落雪をコントロールするための屋根の向きや形状。カーポートのレイアウトも慎重に検討しなければなりません。

また、雪によって屋根の表面は少しずつ傷みを増すため、福井のような地域では瓦やガルバリウム鋼板など、雪に強く長持ちする屋根材を選ぶことも大切です。

関連記事:雪の性質を知り、屋根について考える

後悔しないための、新築戸建て計画

2階から吹き抜け越しに見下ろすリビング

新築戸建て計画では、”今”だけでなく”これから”の暮らしも考慮しなければなりません。
子どもの成長や家族構成の変化、将来の高齢化など、ライフステージの変化に対応できる可変性のある間取りを取り入れることで、長く快適に住み続けることができます。

雪と共に暮らす福井の風土を理解し、家族の歴史を重ねていく。そんな住まいづくりが、本当に豊かな暮らしへとつながっていくのではないでしょうか。

2025.11.02

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