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2024.02.03

住まいづくりコラム

雪の性質を知り、屋根について考える

こんにちは、永森建設です。

多くの人は、まず外観を見て、その家を好きかどうか判断します。

「この家、かっこいい」
「重厚感があっていい感じ」
「こういうシンプルな家がいいな」

このとき、

「この家は、雪がどこへ落ちるんだろう」

などと考える人はあまりいないと思いますが、私たちは春であろうと、夏であろうと、雪のことを考えながらプランニングをしています。

福井のような雪の積もる地域では、屋根雪の落ち方が、その場所での暮らしやすさを大きく左右します。
決して大げさではなく、それまで良好だったお隣さんとの関係が、落雪ひとつで雪崩のように崩れ落ちてしまうこともありますから。

永森建設では、軒先から敷地境界までの距離を明確にルール化しているため、基本的には雪が隣地へ落ちることはありません。
しかし、敷地の向きや広さによっても状況は変わってきますから、場合によっては屋根の向きや形状で雪の落ち方をコントロールする必要があります。

家の屋根だけではありません。
カーポートの屋根雪が近隣トラブルの原因になることもありますから、外構計画の際にはカーポートの位置、屋根の向きなどにも注意します。

もちろん、雪を全部落としてしまうと、落雪による事故のリスクもそれだけ大きくなってしまうので、雪止めは必須です。
永森建設では、桁の上に雪止めを一文字に配置し、そこで雪が止まるようにしています。
落とすのは桁から下。軒の上にのった雪だけです。

雪は冬の間中「積もって」「溶けて」を繰り返します。溶けた雪が屋根材に染み、ずり落ちることで、屋根の表面は少しずつ傷みを増します。
永森建設では、そんな福井の地域性を考慮し、屋根材には瓦かガルバリウム鋼板しか使いません。
とくに瓦は、雪と相性がいいですね。長持ちの度合いが、ほかの屋根材とはまったく違います。

昔に比べると雪もずいぶん減りましたが、それでも北陸・福井です。
雪の落ち方、屋根の耐久性も含め、この地域に合った家づくりを心がけていきたいですね。

2024.02.03

住まいづくりコラム

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