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2025.05.29

住まいづくりコラム

暮らしの形に合わせて選ぶ、LDKの形

住まいにおいて、もっとも重要な空間が“LDK”。Living(リビング)、Dining(ダイニング)、Kitchen(キッチン)を一体的にデザインするこの空間は、食事や団らんなど家族がいちばん多くの時間を共有する場所。

そんなLDKをどのようにデザインするかよって、暮らしやすさや家族のコミュニケーションが大きく変わります。

I型LDKとL型LDK

もっとも一般的なのは、LDKをI型にレイアウトするパターン。
対面キッチンの目の前にダイニングテーブル、その向こうにリビングと、それぞれの空間を一直線上に配置するスタイルです。
一方でL型のLDKは、キッチンとダイニングを横並びに配置し、キッチンの対面にリビングをレイアウトするような、やや変則的な並びになります。

I型LDKの特徴・メリット

I型LDKは一直線上に空間が広がるため、開放感を感じやすいのが最大の魅力。
視線が途切れることなく、キッチンから真っすぐに掃き出し窓の外を眺めることができます。庭や自然を望む立地では、その眺望を存分に活かしきれるレイアウトといえるでしょう。

また、どこにいても室内全体を見渡せ、家族の気配を感じやすいのもI型LDKのメリットのひとつ。小さな子どものいるご家庭では、キッチンで料理をしながら、リビングでくつろぎながら、どこにいても子どもの様子を見守ることができます。

L型LDKの特徴・メリット

L型LDKの最大の特徴は、空間をゾーニングすることで生活にメリハリが出やすい点。
たとえば、お兄ちゃん・お姉ちゃんがダイニングテーブルで宿題しているとき、弟や妹はリビングで遊ばせるというように、”適度な距離感”のある使い方が可能になります。
その反面、リビング・ダイニングのいずれもキッチンからの距離が近いため、家族や夫婦のコミュニケーションを取りやすいのもメリット。
また、中庭を囲むようにLDKを配置した場合、朝は東からの光が差し込む食卓でコーヒーを飲み、午後は南からの光で明るく過ごすなど、一日をとおして気持ちのよい空間で過ごせる点も魅力です。

I型LDKとL型LDK

つねに家族の気配を感じながら過ごしたい場合はI型LDK。同じ空間にいても、別々の作業をすることが多いならL型LDK。
開放感を求めるならI型LDK。個の空間を求めるならL型LDK。
そんなふうに、家族のライフスタイルに合わせてLDKの形も選んでみませんか?

永森建設ではお打ち合わせの際に、ご家族の休日の過ごし方や将来のライフスタイルの変化まで丁寧にヒアリングし、それぞれのご家族に最適なLDKの形をご提案しています。

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2025.05.29

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