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2023.08.29

住まいづくりコラム

クローゼットも 使い分けの時代

家事効率が重視される今の時代。ファミリークローゼットの需要が、年々高まっているようです。

 

洗濯というと、衣類を分別して洗濯機に入れ、1枚1枚広げて干し、外に干したものを取り込み、取り込んだものを畳む……という作業に手間がかかると思われがちですが、実は“乾いた衣類を各自の部屋へ収納する”という作業も、意外と面倒くさいものなのです。

だからこそ、ファミリークローゼットが喜ばれるのです。

さらに、ファミリークローゼットは家事の時短に役立つだけではありません。

自室まで衣類を取りに行く手間が省けるので、外出時の身支度や入浴後の着替えも、かなり楽になるのではないでしょうか。

 

しかし、一口にファミリークローゼットといっても、ただ1階に大きなクローゼットがあればよいというものではありません。きちんと計画を立てて、適切な場所・大きさでレイアウトすることが求められます。

 

まずは、設置場所。

できればランドリールームの隣、家事動線上に配置してあげましょう。

そうすることで、“洗う・干す・畳む”に加えて“収納する”までの一連の作業を、最短距離で済ませることができます。

次に、大きさ。

広ければ広いほど収納量は増えますし、欲をいえば5~6畳はほしいところかもしれませんが、そこは家の大きさに合わせて計画するようにしてください。

 

2畳、3畳の広さであっても、収納するものをあらかじめ決めておけば大丈夫。

たとえば、季節の衣類はファミリークローゼットにしまい、オフシーズンの衣類はそれぞれ自室に収納する。肌着類やパジャマ、学校の制服など、毎日身に着けるものはファミリークローゼットにしまい、それ以外のものは個室のクローゼットにしまうなど。

基本的には、ファミリークローゼットをつくったからといって、個室のクローゼットをなくすことはありません。うまく使い分けましょう。

クローゼットを“収納するだけ”のスペースとするか、“着替えもできる”スペースとするかによっても、適切な広さは違ってきます。

ご家族がそれぞれ、どれくらいの衣類をお持ちなのか。断捨離する予定はあるのか。

そういったことも踏まえ、新居にどれくらいの広さのクローゼットが必要なのか、まずはご家族でしっかりと話し合いを。

2023.08.29

住まいづくりコラム

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