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更新日:2025.12.27

住まいづくりコラム

【実例付き】平屋の回遊動線で叶えるストレスフリーな生活!家事効率を劇的に上げる間取りのコツ

通路を兼ねた壁面のオープン収納

朝の忙しい時間、キッチンと洗面所を何度も行き来して、気づけば無駄な動きばかり。もし今、あなたが平屋での暮らしを考えているなら、「回遊動線」という選択肢も取り入れてみましょう。行き止まりのない”ぐるっと回れる”間取りは、毎日の家事時間を短縮し、家族みんなが快適に過ごせる空間をつくってくれます。洗濯物を持ったまま遠回りする必要も、朝の渋滞でイライラすることも、回遊動線があれば驚くほど減っていく。そんな平屋の回遊動線のメリットや注意点、実際の間取り実例を見ていきましょう。

目次

平屋の「回遊動線」とは?人気の理由を解説

ランドリールームから隣のファミリークローゼットへ

まずは回遊動線の基本を押さえておきましょう。言葉は聞いたことがあっても、具体的にどんな間取りなのか、なぜ平屋との相性が良いのか。ここでは回遊動線の定義と、平屋で人気を集めている理由を見ていきます。

関連記事:平屋でシンプルに暮らす!ミニマルライフのつくり方

回遊動線とは?

回遊動線とは、家の中で行き止まりがなく、ぐるっと一周できる通路のつながりのこと。たとえば、キッチンから洗面所、洗面所からホール、ホールからリビング、リビングからキッチンへと、円を描くように移動できる間取りを指します。

一般的な間取りでは、各部屋への出入りが一方向のみになっていて、奥の部屋に行くためには同じ廊下を往復しなければなりません。一方、回遊動線を取り入れると、目的地まで最短距離で移動できたり、混雑を避けて別ルートを選んだりできるようになります。

なぜ平屋と相性が良いのか?人気の理由

平屋はすべての生活空間がワンフロアに集約されているため、回遊動線との相性が抜群。階段の上り下りがない分、重い洗濯物を持っての移動も、買い物後の荷物運びも、すべてが楽になります。

2階建てでは縦の移動が加わることで動線が複雑になりがちですが、平屋なら横の動きだけで完結するため、回遊動線の効果を最大限に活かせるのです。また、平屋は家族の気配を感じやすい間取りが多いため、回遊動線によって”つながり”と”適度な距離感”を両立できるのも魅力。

家事効率を重視する子育て世代から、将来的なバリアフリーを考えたいシニア世代まで、幅広い層に支持されているのは、こうした平屋ならではの特性があるからです。

平屋に回遊動線を取り入れる4つのメリット

キッチンから続く水まわりへの動線

回遊動線を取り入れた平屋では、具体的にどんな暮らしの変化が生まれるのか。ここでは、実際の生活シーンを想像しながら、4つのメリットを見ていきます。

1. 家事動線が劇的に短縮・効率化される

毎日の家事で最も時間がかかるのが、洗濯と料理。回遊動線があると、この2大家事の効率が飛躍的に向上します。

従来の間取りでは、洗濯機のある洗面所から物干し場へ、そこからまた洗面所を通ってリビングへ、さらに各寝室へと、何度も同じ場所を行ったり来たり。ところが、洗面所→物干しスペース→ファミリークローゼット→キッチン→洗面所と、ぐるっと回れる動線なら、重い洗濯物を持っていても最短ルートで移動できます。途中で引き返す必要がないため、体感的な負担も軽減されます。

料理も同様。キッチンで調理した料理をダイニングに運び、食後の食器をキッチンに戻し、さらにパントリーに食材を片付ける。この一連の動作が、ぐるりと回れる動線上にあれば、無駄な往復が減ります。

毎日のことだからこそ、数分の短縮が積み重なって、家事の負担感が変わってきます。

2. 家族の移動がスムーズになり渋滞を防げる

平日の朝7時。お父さんは洗面所で身支度、お母さんはキッチンで朝食の準備、子どもたちは洗面所へ向かう。家族全員が同時に動き出す時間帯は、廊下や洗面所で”渋滞”が起きがち。「ちょっと待って、今使ってるから」こんなやり取りが毎朝のストレスになっていませんか。

回遊動線があれば、誰かが洗面所を使っていても、キッチン側からホールへ抜けられる。複数のルートが存在することで、家族が別々のルートを選択でき、朝のイライラが解消されます。

夕方の帰宅時も、玄関から直接洗面所へ行けるルートと、リビングを経由するルートがあれば、混雑しやすい時間帯のストレス軽減につながりますね。

3. 空間に広がりと開放感が生まれる

回遊動線のある間取りでは、視線が一方向で途切れず、空間の”抜け”が生まれます。キッチンから洗面所、洗面所からホールへと視線が通ることで、実際の床面積以上に広く感じられる効果も。壁で仕切られた個室が並ぶ間取りに比べて、ゆるやかにつながった空間は心理的な開放感をもたらしてくれます。

また、複数の窓から光や風が入りやすくなるため、明るく風通しの良い住空間も実現しやすくなります。

4. 限られた空間を有効活用できる

回遊動線を構成する通路は、単なる”通り道”ではありません。ウォークスルークローゼットやウォークスルーパントリーなど、収納スペースを兼ねることで、限られた床面積を有効に活用できます。

たとえば、玄関からキッチンへとつながる通路に、可動棚を設置してパントリー収納に。洗面所とクローゼットをつなぐ通路には、ハンガーパイプを設けてファミリークローゼットに。通路そのものが機能を持つことで、平屋の限られた空間を無駄なく使えるのです。

また、通路の途中にカウンターを設ければワークスペースとしても活用可能。「ちょっと腰かけて書類を整理する」「子どもが宿題をする」といった、ちょっとした作業スペースが回遊動線上にあると、とても便利です。

回遊動線の3つのデメリットと失敗・後悔を防ぐ具体的な対処法

通路を兼ねた壁面のオープン収納

メリットが多い回遊動線ですが、注意すべきポイントもあります。ここでは、よくある3つの懸念点と、それを解消するための具体策を見ていきます。

関連記事:家事ラクな回遊動線、でも落とし穴も?福井で後悔しない注文住宅の間取り

1. 居室が狭くなる?収納スペースが減る?

回遊動線を取り入れると、通路面積が増える分、居室が狭くなるのではないか──。これは多くの方が抱く不安です。確かに、ただ単に廊下を増やしただけでは、貴重な床面積を圧迫してしまいますよね。

この問題を解決するのが、「ウォークスルー収納」の考え方。通路そのものを収納空間として活用すれば、居室を削ることなく、むしろ収納量を増やすことさえ可能になります。

たとえば、玄関とキッチンをつなぐ通路に棚を設置すれば、買い物帰りの食材をすぐに収納できるパントリーに。洗面所と寝室をつなぐ通路を、家族全員の衣類を集約できるファミリークローゼットにすれば、各部屋にクローゼットを設ける必要がなくなり、結果的に居室を広く使えます。

また、建具を引き戸にすることで、扉の開閉スペースを削減できるのもポイント。開き戸のように前後にスペースを取らないため、限られた通路幅でも圧迫感がありません。

2. プライバシーの確保が難しくなる

回遊動線のある間取りは、空間がつながっている分、プライバシーの確保に注意が必要です。とくに来客時、洗面所や寝室の入口が丸見えになってしまう、家族が部屋着のまま動く姿を見られてしまう──。こうした状況は避けたいところ。

対策としては、来客動線と生活動線を明確に分けること。玄関からリビングまでの来客ルートは、プライベート空間を通らないように設計します。また、通路に建具を設けて、必要に応じて空間を仕切れるようにしておくのも有効。普段は開け放しておいて回遊性を保ち、来客時だけ扉を閉めればプライバシーを守れます。

3. 間取りのレイアウトに制約が生じる

回遊動線を優先するあまり、採光や通風が犠牲になってしまうケースも。複数の通路を確保しようとすると、どうしても壁が増え、窓の配置が制約を受けることがあります。

とくに平屋の場合、敷地の中央部分に光が届きにくくなる可能性があるため、天窓や高窓を活用するなど、立体的な採光計画が重要に。また、通路が細長く伸びる場合は、通路の両端に窓を設けて、風の通り道をつくることも忘れずに。

回遊動線はあくまで手段であって、目的ではありません。快適な住環境を実現するための選択肢のひとつとして、柔軟に考えることが大切です。

【間取り実例3選】回遊動線で家事・生活が楽になる平屋の間取りアイデア

ここからは、実際に回遊動線を取り入れた平屋の間取り実例をご紹介します。それぞれの家族のライフスタイルに合わせて、どのように回遊動線が設計されているのか見ていきます。

実例1. 家事効率を最優先した「キッチン中心」の回遊動線

木目調のキャビネットと白い壁で統一された明るいキッチン。ここを起点に、洗面所やダイニングへとスムーズにアクセスできる回遊動線が描かれています。

キッチンから洗面所への動線

料理をしながら洗濯機を回しに行き、配膳と片付けを最短距離で。家事動線が交錯せず、すべてが効率的に流れていく間取りです。洗面所は広々としたカウンター収納を備え、タオルや日用品をすぐ手の届く場所に配置。キッチンからも浴室からも行き来しやすい位置にあるため、朝の身支度や洗濯物の取り込みもスムーズ。

洗面所から見るキッチン

床材を変えて空間にメリハリをつけ、タイルを水回りのアクセントにするなど、機能性とデザイン性も両立。

家族が同時に家事をしても動線が重ならず、ストレスフリーな暮らしを叶える平屋の回遊動線です。

実例2. 帰宅後の流れがスムーズな「玄関・ファミリークローゼット中心」の回遊動線

「ただいま」と帰ってきたら、まず手を洗って、上着をしまって、それからリビングへ。この”帰宅後の流れ”をスムーズにしたのが、玄関とファミリークローゼットを中心とした回遊動線です。

洗面所から見る回遊動線

「帰宅→手洗い→着替え→収納」という一連の動作が、すべてこの動線上で完結。リビングに荷物を持ち込む必要がなく、常に整った空間を保てます。

ランドリールームの右手にファミクロ、左手に洗面所

小さなお子さんがいるご家庭では、外遊びから帰ってきたときに泥だらけの靴や服をリビングに持ち込まずに済むのも大きなメリット。花粉の季節には、玄関近くで上着を脱いでクローゼットに収納することで、花粉をリビングに持ち込まない工夫にもなります。

平屋ならではのワンフロア完結型の動線が、家族全員の暮らしをより快適に、そして家事負担を軽減してくれます。

実例3. 買い物後の片付けも楽々!玄関からキッチンへ直行できる裏動線

週末の買い出しで、重たい食材をたくさん買ってきた日。玄関からリビングを通ってキッチンまで、何往復もするのは正直しんどい。そんな悩みを解決したのが、玄関からキッチンへ直行できる裏動線です。

土間収納から続くキッチン

玄関の横には、小さな土間収納を兼ねた通路があり、そこから直接パントリー、そしてキッチンへと続いています。買い物から帰ったら、玄関で靴を脱がずに土間からそのままパントリーへ。重い飲料水やお米も、最短距離で収納できます。

リビングを通らずにキッチンへアクセスできるため、急いでいるときや、ゴミ出しのときにも便利。また、食材宅配サービスを利用している場合、配達員の方に玄関先までお願いすれば、そのまま土間経由でパントリーに収納できるので、在宅時の受け取りもスムーズです。

キッチン奥のファミリークローゼットと洗面所

通常の来客動線は玄関からホールを通ってリビングへ。家族が日常的に使う裏動線は、土間からパントリー経由でキッチンへ。この2つの動線を使い分けることで、買い物と収納の効率が格段にアップします。

» 『光と景色が移ろう住まい』実例ページへ

回遊動線をさらに快適にする!間取りと合わせて検討したい便利設備

ランドリールームで洗濯物を干す女性

回遊動線の効果をより高めるためには、動線上に適切な設備を配置することが重要です。

関連記事:暮らしの快適さ2倍以上?!主婦目線の間取りで家事楽を叶えよう!

家事効率を格段に上げるランドリールーム

洗濯物を”洗う・干す・たたむ・しまう”まで、すべて一箇所で完結できるランドリールーム。回遊動線上に配置すれば、他の家事との連携もスムーズに。室内干しができれば、天候に左右されず、また時間を気にすることなく洗濯ができるのもメリットです。

買い物の片付けが楽になるパントリー

玄関とキッチンをつなぐ回遊動線上にパントリーがあると、買い物後の動線が劇的に改善されます。玄関から入って、重い荷物をすぐにパントリーに置き、必要なものだけをキッチンに運べば、買い物のストレスがグッと減ります。

家族の衣類を一箇所に集約するファミリークローゼット

回遊動線の中に、家族全員の衣類を収納できるファミリークローゼットを組み込めば、洗濯動線が驚くほどシンプルに。各部屋にクローゼットを設ける必要がなくなるため、居室を広く使えるのも利点です。

動線上に必要なコンセント・スイッチ計画

回遊動線を活かすには、動線上の適切な位置にコンセントやスイッチを配置することも忘れずに。ランドリールームには除湿機用、パントリーにはキッチン家電用のコンセントを。複数のルートから同じ照明にアクセスするため、3路スイッチや4路スイッチを使った照明計画が重要です。

まとめ:平屋の回遊動線は目的を明確にして後悔のない家づくりを

ランドリールームから続くキッチン、と洗面所

平屋に回遊動線を取り入れることで得られるメリットと、計画時の注意点をお伝えしてきました。最後に、理想の回遊動線を実現するためのポイントを整理しておきます。

本記事のまとめ

平屋に回遊動線を取り入れると、家事効率が劇的にアップし、家族の移動もスムーズになり、さらに空間の広がりを感じられます。ただし、通路面積の確保、プライバシーへの配慮、採光・通風の計画など、注意すべきポイントもあります。

大切なのは、「なぜ回遊動線が欲しいのか」を明確にすること。料理と洗濯を同時進行したいのか、朝の混雑を避けたいのか、買い物後の片付けを楽にしたいのか──。目的によって、最適な回遊動線の形は変わってきます。

理想の回遊動線を実現するために

回遊動線は、設計の自由度が高い注文住宅だからこそ実現できる間取り。だからこそ、経験豊富な工務店に相談し、ライフスタイルに合った提案を受けることが重要です。

実際の施工事例を見学することも、大きなヒントになります。写真や図面だけではわからない、実際の距離感や動線の流れを体感できるはず。「この動線、本当に便利そう」「ここはもう少し広い方がいいかも」といった気づきが、理想の住まいづくりにつながっていきます。

永森建設では、福井の気候や暮らしに合わせた平屋の実例を多数ご用意しています。回遊動線を取り入れた住まいの見学も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

更新日:2026.02.05

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