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2025.09.21

住まいづくりコラム

福井の家づくり事情、建替えは新築とどう違う?

こんにちは、永森建設です。

福井では、新しく土地を買って家を建てるのではなく、今ある家を建て替えるという選択をする人が少なくありません。慣れ親しんだ場所に住み続ける安心感や、代々受け継がれてきた土地への思いが、その背景にあるのでしょう。

建替えにまつわる手続きアレコレ

建替えの場合、土地を買って家を新築するときにはない、事前の準備や工事、手続きがいくつかあります。

仮住まい
住みながらの工事ができないため、一時的に住む場所を確保する必要があります。賃貸住宅を利用するケースが一般的ですが、敷地内に農舎や離れがある場合、永森建設ではその建物を利用して仮設の住まいを設けることも。

解体工事
既存の住宅を解体します。古い家の場合、登記と現況が一致していないこともあるため、事前確認が重要です。

登記
通常、新築住宅を建てたあとには『表題登記』(建物の存在を法的に登録する手続き)が必要になります。建替えの場合はこれに加え、取り壊した建物を”存在しないもの”とするための『滅失登記』も行う必要があります。
未登記の増築部分があったり、複数人の共有名義だったりすると時間がかかるため、こちらも事前確認が必要です。

ライフラインの停止
水道・電気・ガスなどの停止手続きを行います。

農地転用
住宅用地が農地として登録されている場合は、農地法にもとづく転用手続きが必要です。福井ではとくに、郊外エリアを中心にこうしたケースが少なくありません。

権利関係の整理が鍵となる

1つひとつはちょっとしたことに見えても、これらを順序だてて進めていくには全体のスケジュール感を考えながら段取りしていくことが求められます。とくに、相続された土地や建物では、名義が亡くなった親のままになっていたり、複数の家族間で共有状態になっていたりと、権利関係が複雑になっていることも少なくありません。
こうした場合、相続登記や共有者の同意取得といった準備に時間がかかることがありますから、あらかじめ登記簿を確認しておきましょう。

思い出をつなぎ、未来へ向かう

長年過ごした家を壊すという決断には、少なからず葛藤があります。でも、その土地で暮らしを続けたいという思いがある限り、建替えというのはごく自然な選択です。
懐かしい記憶が息づく場所に、これからの時間を積み重ねていく。使いにくくなった間取りや、老朽化した構造を一新しつつ、家族の記憶や土地とのつながりを未来へつないでいく。それが、福井の建替え事情に根づいた価値観といえるのかもしれません。

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2025.09.21

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