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2025.09.15
住まいづくりコラム
家事ラクな回遊動線、でも落とし穴も?福井で後悔しない注文住宅の間取り

こんにちは、永森建設です。
ここ福井でも、暮らしやすさの視点から注文住宅の動線を重視する人が増えています。なかでも、ここ3~5年の間で急速に増えたのが『回遊動線』です。
『回遊動線』とは、玄関や洗面室、キッチンなどを行き来するときに行き止まりがなく、ぐるりと家の中をひと回りできるように設計された間取りのこと。
回遊できることがもたらす利便性
たとえば、玄関から直接パントリーを抜けてキッチンへ、あるいは洗面室と脱衣室、ランドリールームを抜けてリビングへ。
生活の中の”巡る流れ”ができることで、ちょっとした移動が驚くほどスムーズになります。
朝の身支度や帰宅後の動き、家事の最中など、家の中を複数人が同時に行き交うシーンは意外と多いものです。そんなとき、行き止まりのない回遊動線があれば、すれ違いや行き戻りのストレスがぐんと減ります。とくにキッチンや水まわりでそれを実感する人は多く、家事効率を高めたいと考える子育て世代からの支持も厚くなっています。
回遊させない方がいいこともある?
もちろん、やみくもに回遊させればよいというものでもありません。水回りの配置によっては、回遊させず行き戻りにした方がムダを生まないこともあります。
また、回遊させることで廊下のようなデッドスペースが増えたり、出入口が増えて収納や家具の配置が難しくなったりということもあります。
無理に回遊動線を取り入れることで不自由が生じたのでは、本末転倒。だから、永森建設では動線の一部となる通路そのものを機能的な空間として活用する設計を行っています。たとえばウォークスルーのファミリークローゼットを取り入れたり、回遊部分にワークスペースを設けるなど。
空間を分断するのではなく、やわらかくつなぐように暮らしを設計する──。
永森建設の回遊動線は、そんな柔軟さを備えています。
回遊動線は暮らし方に合わせて
回遊動線があると暮らしやすいのは確かですが、すべての家に回遊動線が必要なわけではありません。家族の動きや生活時間、来客の有無などによっては、回遊させずシンプルにまとめた方がよいこともあります。
注文住宅は“人気の間取り”を真似してプランニングするものではありません。自分たちにとっての暮らしやすさを見つめ直すところから始まります。
家の中に余計なストレスを持ち込まない。回遊動線はあくまでも、そのための選択肢のひとつ。
回遊動線のある暮らしやすい間取りなら、永森建設にご相談ください。
関連記事:暮らしやすさは家事動線から
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