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2025.07.10
住まいづくりコラム
福井の土地選び、夏の今がベストシーズン?

こんにちは、永森建設です。
福井のように雪が多く、日照の少ない地域では、冬場の土地の状況を知ることが住まいづくりの肝となります。
一方で、真夏の土地の状況は、地域によらず重要なポイントであるとされています。
夏の土地探しが有利な理由
<草木の繁殖状況から環境を判断>
植物がもっとも生い茂るのは、夏。夏に土地探しをすることで、周囲の景観や空き地の状況など、環境の良し悪しをもっとも厳しい条件で確認することができます。近隣や空き地の草木はきちんと除草・剪定されているか、どのような植物が育つ環境なのか、把握しておきましょう。
<排水状況と浸水リスクを推測>
夏は雨や台風シーズンと重なるため、土地の排水性や浸水リスクを見極めるのにも適しています。福井では梅雨時期から夏にかけて短時間の集中豪雨も多いため、水はけの悪い土地はこの時期に見ればすぐに判断できます。ハザードマップと合せて、現地の確認を。
<風通しと涼しさを実感できる>
福井の夏は湿度が高いので、風通しのよさは快適な住環境の鍵となります。周囲の建物や地形が風の流れをどう変えるか、夏の厳しい条件下でも涼しさを感じられるのかどうか。午前と午後で風向きが変わる場所も多いため、可能であれば時間を変えて何度か訪れてみるとよいでしょう。
<虫や蚊の発生状況がわかる>
夏は湿度が高いので、水辺や草むらの多い環境では虫の発生が顕著になります。虫が多いということは、害虫が発生しやすい環境である可能性も。とくに福井の里山に近い土地では、季節ごとに現れる虫の種類もさまざま。夕方の時間帯に訪れて、事前にある程度の状況を把握しておきましょう。
夏の土地探しで注意する点
冬は太陽高度が低いため、夏に訪れたときは日当たりがよく感じた土地であっても、状況が大きく変わる可能性があります。とくに福井は山を背にした住宅地も多いため、立地によっては冬場の日照時間が極端に短くなります。夏場に土地を探すのであれば、南側の障害物に注意し、太陽の軌道をシミュレーションするなどして、冬の日照状況まで予測しておくことが大切です。
暑い中での土地探しは大変かもしれませんが、この時期だからこそ見えてくる土地の本質があります。
もちろん、100%理想を満たしてくれる土地はなかなかありませんが、永森建設は設計技術によって土地のデメリットを緩和し、季節ごとの特性を活かした住まいづくりを得意としています。
福井の気候に適した注文住宅をご希望の方は、永森建設にご相談ください。
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