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2025.07.04
住まいづくりコラム
現代の価値観『タイパ』で選ぶ注文住宅

こんにちは、永森建設です。
前回、家づくりの『スペパ』(スペースパフォーマンス)についてお話しさせていただきました(『スペパ』で変わる、今どきの住まい』参照)。
その中でも少し触れた、『タイパ』(タイムパフォーマンス)という価値観。近年、注文住宅においてもタイパのよさを求める人たちが増えています。
土地選びのタイパ
注文住宅の第一歩は、土地探しから始まります。
しかし、気に入る土地を見つけるというのは容易ではなく、多くの人が契約までに半年以上の時間をかけているのが実情です。
とくに最近では、人気エリアの土地が少なくなっていることもあり、適切な立地と広さの土地を見つけることは、注文住宅を建てるうえでの大きなハードルとなっています。
永森建設ではグループ会社であるエーシンと連携することで、土地選びのタイパを高めています。エーシンは福井の不動産会社の中でも扱っている土地が圧倒的に多いため、通常より半年ほど早く土地が見つかるケースもあります。
住宅会社選びのタイパ
土地選びと同様、決定までに時間がかかるのが住宅会社選びです。カタログやSNSの写真だけでは判断が難しく、かといって住宅展示場のモデルハウスは現実的なスペックからかけ離れたものが多いので、見れば見るほど正解がわからなくなってしまうという方もいらっしゃるでしょう。
そんな時に助けとなるのが、完成見学会です。実際の生活空間を体感することで、住まいのイメージがより具体的になり、住宅会社ごとのカラーも見えてきます。
だからこそ、永森建設では定期的に完成見学会を開催することで、お客さまのタイパ向上に努めています。
住み始めたあとのタイパ
注文住宅のタイパは計画の過程だけでなく、住み始めてからの暮らしにも大きく影響します。とくに家事効率は、毎日の生活の質を左右する重要な要素。
たとえば、洗濯物を ①干す ②取り込む ③畳む ④しまう という一連の作業を効率的にこなすための動線。買い物から帰って、最短でパントリーや冷蔵庫へ食材をしまえる動線。料理と洗濯を並行しやすいキッチンとランドリーの位置関係。
こうした設計の工夫は“タイパのよい注文住宅”を実現するうえで必要不可欠であり、日々の生活の中でその真価を発揮します。
福井の暮らしに必要なタイパ
さらに、住まいづくりにおいては福井特有の気候条件も考慮する必要があります。
たとえば、雪の日の車の出入りをスムーズにするガレージ。とくに、家とガレージが一体になったガレージハウスなら、雨の日でも傘を開くことなく家と車を行き来できるので、朝の出勤時や夕方の帰宅時のタイパも向上します。
もちろん、ただ事務的にタイパを上げるのでは意味がありません。
家で過ごす時間を、よりくつろげること。毎晩、ぐっすりと眠れること。そんな気持ちよく流れる時間こそが、今求められている“タイパのよい住まい”の本質なのではないでしょうか。
関連記事:暮らしやすさは家事動線から
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