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2025.06.22

住まいづくりコラム

安心して暮らすための平屋の防犯対策

こんにちは、永森建設です。

階段のないフラットな暮らしと、開放的な空間設計が魅力の平屋。しかし、なかには平屋の防犯面に不安を感じて二の足を踏む人もいるようです。
しかし、適切な対策を講じれば、平屋だからといって過剰に心配する必要はありません。

防犯対策は、敷地の境界線から始まります。

侵入者が簡単に近づけないよう、フェンスや生垣で敷地境界を明確にすることが基本ですが、その際、外からの視線を完全に遮らないよう注意しましょう。周囲からの視線は防犯において大きな力となりますので、死角をつくらないことが重要です。

外構に砂利を敷くのも効果的です。砂利を踏む音は、それだけで侵入者にとって心理的なハードルとなります。同様にセンサー付きのフラッシュライトを設置するなどして、不審者を威嚇するのもよいでしょう。

侵入者の多くは窓から侵入しますから、防犯性の高いクレセント錠や補助錠を設置したり、窓ガラスに貼る防犯フィルムを活用することで、窓まわりの安全性を高めましょう。
リビングの掃き出し窓の外にはセンサーライトを設置する、寝室の窓まわりには防犯砂利を敷くなど、部屋の用途に合わせた対策が効果的です。

住宅の防犯性は、住まい方によっても大きく変わります。
たとえば、長期不在時には『生活感』を出すことが重要です。室内にタイマー式のライトを設置して在宅しているように見せる、出かける前に信頼できる近所の方に声をかけておくなど、なんらかの対策を。
福井のように地域のつながりが強い土地柄では、こうしたコミュニティの力も暮らしの安全性を高める大きな要素となります。

平屋は、2階建てに比べて防犯リスクが高いわけではありません。しかし、寝室や子ども部屋がすべて1階にあることで、ふと不安を感じることもあるでしょう。そういった不安を解消するために、ここまでお伝えしたような適切な防犯対策を講じることも大切です。
しかし、侵入犯罪は窓ガラスを割ったり、ピッキングをしたりという特別な方法で行われるものばかりではありません。最も多いのは、無締り。つまり、鍵の締め忘れです。

2階建ての生活に慣れていると、自室の窓は鍵を締めないのが当たり前になっているという方もいるかもしれません。防犯のためにも、不在時や就寝時には必ず窓に施錠する習慣をつけることが大切ですね。

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2025.06.22

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