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2025.06.04
住まいづくりコラム
福井の事情を加味した“子育てしやすい”家

こんにちは、永森建設です。
夜、子どもたちを早く寝かしつけるには、昼間のうちに思い切り体を動かして遊んでもらわなければなりません。だから、子育て中のママたちは家事の合間をぬって、公園や児童館、遊戯施設などに出かけては子どもを遊ばせます。
だけど、小さな子どもを連れて毎日外出するのは、なかなか大変です。準備だけで疲れてしまうこともありますよね。
そうなると、理想はやはり、家にいながら伸び伸びと遊べる環境ではないでしょうか。
福井の住まいの特徴のひとつに、ゆとりある敷地を活かした住宅環境があります。
広い庭と広い家。ひと昔前に比べると福井でもコンパクトな家が増えていますが、それでもプランニングの工夫ひとつで、子どもたちが思い切り遊べる住まいを実現することは可能です。
庭へと続く開放空間
たとえば、家の中と庭がシームレスにつながる大開口。窓を開け放てば、リビングの延長としてデッキのある屋外空間が広がります。
晴れた日には室内遊びが自然と庭へ広がり、雨の日でも深い軒下のデッキ空間が子どもたちの格好の遊び場に。“外と直接つながる室内空間”は、子どもの感性を豊かに育みます。
走り回れる回遊動線
子どもというのは、とにかくじっとしていられないもの。玄関から洗面、クローゼット、リビングとぐるぐる回れる動線は、ただ走り回れるだけでなく“かくれんぼ”や“おままごと”など、子どもの想像力を刺激する遊びにもぴったりです。
玄関から直接、洗面や脱衣室、クローゼットにつながる動線があれば、外で泥んこ遊びをしたあとのママの負担も軽減されますね。
秘密基地で特別感を
身体を使って思い切り遊ぶのもよいのですが、ときには『隠れ家』的な空間でひっそりと過ごすのも、子どもたちにとって大切なひとときです。
階段下や小屋裏の空間を活用し、小さなヌックやロフトをつくってあげましょう。大人のスケールとは違う子どもサイズの空間は、彼らにとって特別な場所。きっと何時間でも夢中になって遊んでくれるはずです。
一緒に成長する可変性
子どもの成長はあっという間。遊び場として活躍していた空間も、やがては勉強や趣味のスペースへと用途を変えていきます。
だからこそ、大切なのは最初から『可変性』を持たせた設計にしておくこと。そうすることで、子どもの成長に寄り添いながら、一緒に育っていくような住まいづくりが可能になります。
子育ては楽しいことばかりではないかもしれません。泣きたくなるほど大変な日もあるでしょう。
とくに共働き率が全国トップクラスの福井は忙しいママが多く、一緒に遊んであげたい反面、「今日は自分の時間がほしいな」と思うこともあるはずです。
そんなときは、どうか無理をせず、自宅でのんびり過ごしてください。子どもの笑顔があふれる住まいは、きっとママを笑顔にする住まいでもあるはずです。
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