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2024.06.14

住まいづくりコラム

“憂鬱を“快適”に変える梅雨の過ごし方

こんにちは、永森建設です。

梅雨は湿度が高く、居心地の悪さを感じやすい時期。
だから、一年を通して快適に過ごすためには、梅雨の時期でも湿度を調整しやすい工夫が必須です。

漆喰や珪藻土、無垢材などの自然素材は、多湿な時期には湿気を吸い、乾燥する時期には吐きだして湿度を適度に調整してくれますが、それに加えて永森建設ではセルロースファイバーやアイシネンフォームといった調湿・透湿作用のある断熱材を使用することで、自然素材を使わないお住まいでも室内を快適湿度に保てるよう働きかけています。

加えて、永森建設の家で特徴な「軒がある」デザイン。

この、しっかりと軒を出したデザインも、ときには室内の湿度調整に役立ちます。

今の家には24時間換気が必ず設置されていますが、その能力には限界があります。
建築基準法では、換気回数を0.5回/h以上(2時間に1回部屋の空気が入れ替わる)と定めていますが、これはあくまでも一定の環境下においての数値に過ぎません。間取りや部屋の形、大きさ、家具のレイアウトや季節によっても換気効率は変りますから、24時間換気を回していても空気が淀んでいると感じることもあるでしょう。

湿度の高い梅雨時期などはとくに湿気がこもり、カビやダニが繁殖しやすくなりますし、室内の空気質が低下すれば健康に悪影響を及ぼすことも…。

もし、部屋の空気が淀んでいるなと感じたら、ためしに5分ほど窓を開けてみてください。
空気が循環しやすいように、できれば窓は2か所開けたいところ。全開にする必要はありません。10~20センチほど開けておくだけで十分です。
朝や夕方など外気の温度が室内と大きく変わらない時間帯か、日中であれば外の湿度が低い時間帯を選んで換気するようにしてください。

雨の日でも、きちんと窓を開けて換気することができる。これが、軒のある家。

雨の日に窓を開けるという行為は、一見すると快適とは程遠いように思えるかもしれません。
しかし、窓を開けて雨音を楽しむことができるのも、軒のある家の醍醐味。雨の音には人の心を落ち着かせる効果もあるといいます(「窓を開けて、人と、自然と交わる暮らしを」参照)。

深い軒や庇の下、雨の日特有の清涼感ある空気を室内に取り込んで、梅雨の季節もすっきり気分よく過ごしてくださいね。

 

2024.06.14

住まいづくりコラム

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