永森芳信の本物志向

永森芳信

エーシングループ
代表取締役
永森 芳信

  • 永森建設の技術力(職人力) “大工編”その2

    以前当社で高校・専門学校を卒業された子が大工をしたいという申し出がありました。

    そのことがあり、私は初めて大工を一から育てることを試みました。

    大工見習いとして5名ほど雇い、1年間工場で勤務をし、その後各棟梁にお願いをし、指導して頂きました。

    しかしながら残念なことに、3年が経過した時には、見習い大工は一人も残っておりませんでした

     

    基本的に物事というのは「やってみよう」というだけでは続けられないものなのですね。

    好き」という強い気持ちがなかったため、低賃金での苦しい修行には耐えられなかったのでしょう。

    教える側も苦労が伴うものです。

    棟梁も、自分の子供なら即成長が見受けられなくても我慢して教えることができるものですが、教えることにより手が止まってしまうので、棟梁にとっては負担が大きく、多少の会社の援助だけではそれをまかなうことは出来なかったようです。

    これは私の失敗例です。

    職人を育てる為には、社員と少し違った教え方をしなければいけないということを悟りました。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    現在では、一から育てるということを当社では行っておりません。

     

    新しい大工を採用する場合は、当社の専属大工からの紹介・もしくは当社の協力店の推薦が条件となります。(推薦するということは、その推薦者に責任があるということです。)

    この条件に適った何人かの大工と面接を行います。

    その後棟梁の下で仕事をして頂き、当社の大工として適任かどうかを見極めます。

    素質技術力人間性を評価された者のみを、専属大工として受け入れています。

     

    「図面を読む力がない」「手が綺麗ではない(性格が大雑把)」「会社の施工マニュアルにのっとって仕事が出来ない」「自己流がきつすぎる」等、専属大工として働いてもらう基準に満たないと判断した場合は、残念ながらお断りをしております。

    専属大工を選ぶ際には、推薦・面接・仕事内容の段階を踏んでいるのです。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    前回のブログでも書いたように、お客様が大工を選んでいるわけではありません。

    当社を信用して、大工を選定することを任されているのです。

    つまり当社には、「自信を持って仕事を任せられる大工」を選ぶ責任があるのです。

     

    他社では契約が決まってから・手間を決めてから大工を選んだりするため、春先のような忙しいときには大工の当たりはずれが出てきます。

    ここが中小の工務店さんや寄せ集めの大工さんを抱えるハウスメーカーと全く断る点です。

     

     

    去年の暮れに平成23年最後の建前がありました。

    大変雪が降り、とても寒かった日です。

     

     【建前の様子】

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    そのときにある大工が私の近くに寄り、次のようなことを話してくれました。

     

    「昨日大工組合の会合があり、そのときに「あなたはどこで働いてるんや?」と聞かれたんです。」

    その大工は「永森建設で7年ほど仕事しているんや」と答えたそうです。

    「「へー。あの会社よく入れたねーなかなか入れない会社って聞いているよ。ぜひ俺も推薦してくれ」と言われたんです。」

     

    「社長どうですか」と言われたのですが、「今は大工がいっぱいいるので募集はしていないんだ」と断りました。

     

    何よりも「僕ら大工は永森で仕事が出来ることが誇りなのです!」という力強い言葉が、大変嬉しく思えました。

     

     

    ここで一句。

    ありがとう 誇りと思う 力かな

     

  

永森建設株式会社を中心とするエーシングループが、皆様の「住まいづくり」に関する全てをサポートいたします。お気軽にお申し込みください。