永森芳信の本物志向

永森芳信

エーシングループ
代表取締役
永森 芳信

  • 「 シックハウス症候群・アトピー性皮膚炎について」(2)

    最近シックハウス症候群・アトピー性皮膚炎が、非常に騒がれています。

    住宅の高気密化や建材等の使用だけでなく、家具・日用品の影響、

    カビ・ダニ等のアレルゲン、化学物質に対する感受性の個人差など、

    様々な要因が複雑に関係していると考えられています。

     

    アトピー性皮膚炎は、乳幼児期は食べ物(特に卵)が悪化因子となることがよくありますが、

    乳幼児期を過ぎると、ダニ、ハウスダスト、カビなどの環境的な要素がアレルゲンとなりやすくなります。

    この環境的な要素は生活の中の工夫や努力によってかなり減らすことができます。

     

    また、シックハウス症候群の原因となる「ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン」の4物質は、

    実施調査により、一部の住宅で非常に高い汚染が認められたことを受けて、指針値が設定されました。

    ホルムアルデヒドの指針値は、鼻やのどに対する明らかな刺激感覚を防ぐことを指標として設定されました。

    これに対して他の3物質は、科学物質の曝露によって起こる毒性を指標として設定されました。

     

    改正建築基準法では、このホルムアルデヒドを発散する建材の使用を、面積で制限しています。

    その発散レベルはJIS、JAS又は国土交通大臣認定により等級付けされ、

    星の数でその等級をランク付します。(星の数の多いほうが安全度は増します)
    F☆☆☆☆(フォースター)はその中で最も放散レベルの低いもので、建築基準法の規制を受けずに使用できます。

    しかしながら、発散量が少ないというだけで、全くホルムアルデヒドを放散しないものではないということに注意する必要があります。

     

    少しまとめますと、ダニ・ハウスダスト・カビという環境的なものは内部結露によるものが多く、断熱材、または断熱施工の悪さから生じるのです。

    福井は湿気が多い場所ですので通気工法に十分注意しなければなりません。

    前回のブログでも説明しましたが、調湿性のある断熱材が福井に適しているのです。

     

    アトピー性皮膚炎は食べ物にもよりますが、ダニ・ハウスダスト・カビが要因になることも確かなのです。

    シックハウス症候群については、近年の高気密高断熱等の住宅増加により、

    建材に多く含まれているホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼンの4物質の影響があることも確かなのです。

    ただ、国土交通省のデータに基づくと、換気により5年間でホルムアルデビトは3分の1に、

    トルエンは約2分の1になり、人体の影響が少なくなります。

    よって十分な換気が必要になります。

    ただし、過敏な人は要注意ですね。

     

    私の孫も賃貸アパートに住んでいたのですが、

    アトピー性皮膚炎になり1歳半から3歳の間非常に苦しみました。

    今現在は当社の建物に住み、アトピー性皮膚炎はなくなりましたが、

    今でも卵(特に生卵)は体質的に受け付けないのです。

     

    以上、シックハウス症候群・アトピー性皮膚炎についてまとめてみました。

    引き続き、住宅に関連した私の感じている点についてお話します。

  

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